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榛原誌

榛原トリコの日々のクロッキー。

11月6日

黙々と洗濯と朝の通常の片付けと掃除を遂行した後、台所を中心に掃除をした。

出ているもののしまい場所を作って収納し、ガス台と魚焼きグリルを酸素系漂白剤に浸け、排水溝をこすり、洗面台の排水パイプに洗剤を流し、机や棚上などを拭き掃除。

 お弁当を食べ終るとその終わりのなさにほとほと嫌気がさして、20分ほどソファーの上で何も見聞きせず無になっていた。あげく1時間ほど眠ってしまう。

 

娘を迎えに行くと、お友だちと砂をまいたりかぶったり投げつけ合ったりして遊んでいた。

ジャリジャリの娘を自転車に乗せ、夕焼けの中をひた走る。

「二回ね、寝て、起きて、幼稚園に行くときね、50円を、銀色の穴の空いたのをひとつか、茶色の穴の空いていないのを5個、持っていってね、××ちゃんのママと××ちゃんのママが作ってきてくれたゼリーを買うんだよ」

「そうだね、月曜日ね」
「とおくの国には、ごはんを買えない子どもや、お薬が買えない子どもや、注射が打てない子どもがいてね、私の50円が、その子どものところに届くんだって」

娘の透明な暗記を聞きながら、富士の山に落ちていく短い飛行機雲を見る。