榛原日誌

榛原トリコの日々のクロッキー。

11月17日

いつもの16時のお迎えを、17時に延長したというのに、仕事が終らない。
娘を迎えに行くと、にやにやしながら「もっと遊びたかった〜」と口を尖らせた。雨が降っていたので娘をせかし、そうだもう今日は、と、通りがかりのお惣菜屋に入ってみた。
なんだか物珍しく二人とも浮かれてしまい、娘は唐揚げを、私はヒレカツと野菜カレーを選んで、デザートにかぼちゃプリンまで買ってしまう。
夫が、娘が産まれたとき、大きくなったら行きたい場所として、ファミリーレストランを一番にあげていたのを思い出す。シングルマザーの義母が、仕事おわりに中学生の夫とその妹たちを連れて、ファミレスで夕飯をとって帰ったことが、夫はことのほか楽しかったのだと言う。
帰宅後、あとはさっとトマトを切って、しめじと水菜のスープを作って、ごはんはレンジで温め、すぐ食事にした。
お互いが選んだ揚げ物をそれぞれうらやましくなって、ひとつずつ交換こした。

 

娘を寝かせて、再び仕事にとりかかり、帰宅した夫が書斎に顔をのぞかせて、終ったのは深夜1時頃となった。年末進行が始まっている。

 

目頭を抑えながら寝室に行くと、娘が私のベッドの上で、ぴーんと手足をまっすぐにして、口だけなにやらもぐもぐしながら眠っていた。
赤ん坊の頃も、もぐもぐしながら寝てたっけなぁ、と言葉では思い出すのだが、もう、映像としても感覚としても、その赤ん坊をまったく思い出すことができない。どこかでワープしてしまったような。