榛原日誌

榛原トリコの日々のクロッキー。

11月20日

本日も買い出し。眠くて眠くて、にぶい頭痛。

戻って仕事に取りかかるも捗らず。

日の落ちた園庭を見渡して娘を探すと向こうが見つけてくれて駆け寄ってきた。
仲の良い女の子たちはみんな外で遊びたがらなかったので、先生と男の子たちと遊んでいたと言って、すんなり帰路についた。

 

湯船で娘がとつぜん、

「…ママが幼稚園に巣を作ってたらやだな〜」と言いだした。
「やだ〜」と私も本気で怖がる。
「ママがその巣の中で、猫の人形チクチク作ってたらやだ〜」

「なにその怖い話!」

「ママが鬼になったらやだ〜」

「あなたがかわいければお母さんは鬼にはなりませんよ」

「あと、かっこよければ?」

「そうね。かわいかったり、かっこよければね」

「もうね、ケンカとかしてないよ」

「ケンカしてないの? どうして?」

「だいっきらい! とか もうやだっ!とか言ってないの」

「じゃあ、やだなってときはどうしてるの?」

「…今日ね、あの二人が座っているところに、いっしょに座っていい?って言ったら、いいよって言われた」

あの二人、は、昨日の仲の良い二人のことで、つまり、昨日のことで湯船で私にかっこわるいと言われたことを、娘は気にしていたのだった。
よかったね、と私が言うと、娘は高揚して、また「ママがなになにになったらやだ〜」と始めた。

 

入浴後、母からメール。調子が悪いらしく、また検査をしたらしい。検査結果は来週。

 

母のことを考えながら娘の髪にドライヤーをあてていて、しばらく二人とも黙っていてそれはドライヤーのいつものことなのに、足の間に挟まっている娘が後ろ向きのままとつぜん「ママ、元気になれーーーーー」と大声で魔法をかけてきたので驚いた。

「お母さん、元気だよ」
「ママ、たのしくなれーーーー」

「たのしい、たのしい」

「ママ、かわいくなれーーーーー」

「なりたーーーーーい!」

「ママ、つるつるになれーーーー!」

「つるつるになりたーーーーーい!」

大きな声を出したらすっきりして、娘の魔法は効くなぁと思った。